概観
市街地に建つ、縦列2台駐車できるビルトインガレージのある木造3階建ての家です。木造最強クラスの構造強度を確保できるSE構法「重量木骨の家」を採用し、構造計算により耐震性・耐久性などを確認する事で、安全で安心な「ガレージ付き木造3階建住宅」を実現しています。
3階建住宅を建てるには、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造といったさまざまな工法が選べますが、SE構法「重量木骨の家」は、強度面では従来の木造工法よりも飛躍的な高強度を実現できる一方、コスト面では鉄筋コンクリートや鉄骨よりも低コストで建築可能です。つまり、その費用対効果(コストパフォーマンス)が非常に良好な、高品質な住宅工法です。
大規模建築の方法論を木造住宅工法に応用したハイブリッドなシステムを持つ、都市部の住宅建築にぴったりな住宅工法のひとつです。
玄関のある面は北側ということもあり、ガレージ以外は開口を控えめにし、シンプルなデザインとなっています。
リビング・ダイニング・キッチン

1. LDKは2階フロアの大部分を占める大きな空間です。
南面からの採光・通風もすがすがしい、みんなが集まりたくなる場所です。
2. キッチン脇にバルコニーがあると、何かと便利です。
3. 明るく気持ちの良いLDKです。
和室・個室

1. 「和室」にも目的や生活様式に伴っていろんなバリエーションがあります。このお家ではやや洋風な、暮らし勝手が良さそうな仕上がりとなりました。
2. 大きな窓でとても明るい個室です。

3. ロフトのある個室(その1)。
4. ロフト部分です。
5. ロフトのある個室(その2)。個室「その1」とは、壁面の色が
パステルブルーとパステルグリーンで塗り分けられ、やさしい雰囲気です。
SE構法 「重量木骨の家」 ビルトインガレージハウス 建築録

1. 基礎工事。
防湿シートを敷き込み、捨てコンクリートを打ちます。
これはアンカーボルトや鉄筋を配筋するのに位置をだすために、
地墨を打つためです。

2. SE構法では、柱脚金物を固定するアンカーボルトをセットします。
この定着長さの長いボルトは在来工法と比較し、
飛躍的に強い接合強度を発揮します。

3. 鉄筋の配筋へと進みます。
構造計算により設計された基礎図面に基づき、
施工していきます。
この鉄筋の多さに注目ください。

4. 基礎コンクリートを打設し、土台や柱を接合する金物を設置しました。SE構法では、柱脚金物(黒い金物)で柱が基礎に直接緊結されることで大幅に強度が高くなります。
黒い金物が横に2連並んでいるのは、柱を2本ダブルでたて、構造強度をより高めるためです。この家では4隅の柱がダブル組みになっているのが確認出来ます。
基礎の立ち上がり部の巾は、
建築基準法では120mm以上あればよいのですが、
SE構法「重量木骨の家」では、170mmを標準にしています。

5. いよいよ建て方へと進んで来ました。基礎上の金物に土台と柱を接合していきます。

6. 建て方が終わるとその建物の全体像が見えてきます。
お施主様が感動される場面です。各階に斜めに入っている材木は、
建て方の時に、建物の垂直を出すために入れる、仮筋交いです。
耐力壁の施工が終わると取り外します。

7. 建て方が終わると、耐力壁の施工を行います。
SE構法「重量木骨の家」の場合、構造強度が強いので、
在来木造に比べて耐力壁の数が少なくてすみ、その結果、大空間や自由なデザイン、大きな窓の明るい家など、安全で快適な暮らしが実現できます。

8. 壁・床とも構造計算にもとずいて
釘のピッチも決められていますので、
マニュアルに沿ってその通り施工していきます。
これらの写真は、SE構法 NCNの本部に送り、
チェックを受けます。
お引き渡しのときには、施工報告書という冊子になって
お施主様にお渡しします。

9. ロフトの天井部分です。
屋根裏の断熱材と野地板の間に通気層を設け、
壁体内と屋根裏の通気を確保しています。